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  • 2011.10.23 Sunday
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Gaku-t


日本 岡崎のハットトリックでトーゴに勝利、国際親善試合

<3連戦を振り返って>

アジア杯予選の香港戦ははるか格下の相手であった。(地上波中継無し!怒)
(結果:0−6)
中一日で臨んだスコットランド戦、主力を欠いたチームに勝利する。
(結果:2−0)
そして昨日、さらに主力を欠いたトーゴに勝利!
(結果:5−0)

しかしトーゴに至っては、数日前にW杯出場の夢を断たれ、そのまま飛行機で30時間掛けて、日本に到着。そのまま東京から宮城に連れてこられ、その地の寒さに驚いた事であろう。まるで罰ゲームである。
メンバーもコンディションも本当の実力の半分以下だったと言わざるを得ない。



そこで今回、反省となるのは日本代表というより、それを支えているサッカー協会全体の意識の低さを挙げたい。
この前に行われた欧州遠征みたいなものをあと何回、予定を組めるだろうか。
試合をするのは選手だが、予定を組むのは選手では無い。主に協会の仕事である。
もちろん極東の島国に強敵を呼ぶのは難しいし、遠征するのも欧州と比べれば容易ではない。
それでも今回のような格下相手ばかりでは、「井の中の蛙」で終わってしまうだろう。

11月14日の南アフリカ戦と18日の香港戦は、いずれもアウェーだが、それ以上の熾烈なマッチメイクを協会には期待したいものである。







JUGEMテーマ:日本代表
 

日本 ガーナに逆転勝利、親善試合

<オランダ遠征、終了>

現地のスタジアムはガラガラであった。
その中で響く、日本人の子ども達の声援。
その熱い声援が届いたのか、格上のガーナに4−3の逆転勝利。

オランダはやはり遥か格上のチームだったが、ガーナは実力の拮抗した中での格上だった。
(FIFAランキング、日本40位。ガーナ35位)
さらに日本代表が苦手な身体能力の高いアフリカのチームに対しての逆転劇。
まずは日本代表におめでとうとお疲れさまを言いたい。
そして2試合を戦った今回の遠征で日本代表が何を得たのか、振り返ってみたいと思う。



<得点が獲れるチーム作り>

  岡崎 前田
中村憲  中村俊
 遠藤 長谷部
長友    駒野
 闘莉王 中澤
   都築

ガーナ戦のスタメン

・1年半振りの2トップ
スタメンに岡崎と前田のFWが並んだ。
日本A代表、久し振りの2トップである。
筆者はこれまでの間、ずーっと2トップを推奨してきた。
アンリやファンニステルローイがいない我が国では、1トップは成り立たないと。
具体的に言うと、1トップの岡崎や玉田が、サイドやトップ下のポジションに開いた時に、そのFWのポジション(=バイタルエリア)に人がいない場面が多々見受けられた。
これでは得点のチャンスが半減するのは確実。
そしてこれを解消するのはガーナ戦の時の2トップである。
得点を決めたのは岡崎、玉田だったが、それ以上に評価したいのは、前半からDFラインを翻弄し続けた前田遼一の動き。
本人は得点を決められず不満だったみたいだが、筆者としては2番目のMVPを差し上げたい。

・シュートは打たないと入らない
日本代表の得点は中村憲の左足から始まった。
威力はもの足りないが、GKがキャッチ出来ない良いシュートだった。
前半に中村憲は同じ様な形から右足の強烈なシュートを枠外に外している。
威力よりも正確性を重視しながら打った後半のシュートは、間違いなく「シュートを打つ」という意識の高さから生まれたものである。
奇しくもその事を教えられたのは、惨敗したオランダ戦のスナイデルのシュートでは無いだろうか。
DFが2枚残っているのに、ゴール右隅を狙った技ありのシュート。
世界レベルを魅せつけたと同時に、シュートは打たないと入らない事を再認識させられた。
そしてテクニックのある日本人はそれが出来ないなんて事は決して無い。

・90分間通してのプレス
オランダ戦の前半、日本代表は果敢に前線からプレスをし、オランダに対して何もさせなかった。
もしあのプレスを90分間続けられるなら、オランダに勝てるかもしれない。
しかしそのスタミナを全員が体得するのは容易では無い。

玉田圭司(名古屋グランパス)
「ハイプレスで90分間プレーすることは難しい」

長谷部誠(ボルフスブルク/ドイツ)
「最後はバテてしまった」

遠藤保仁(ガンバ大阪)
「90分間もたすフィジカルを身につけないと」

Jリーグの中軸を担い、日本代表を戦ってきた選手達がこう述べているのである。
90分間走り続けるのは理想であろう。
ここに来て前監督オシムの「考えて走る」という言葉が頭を過ぎる。
彼の哲学を100%理解するのは既に不可能であるし、岡田監督があと9ヶ月でどこまでこの理想に近付けるかは、パスサッカーが信条の日本代表にとっての最大の課題であろう。

・「個」に対する不安
日本代表の信条であるパスサッカーと前線からのプレス(=組織)がある程度世界に通じた一方で、世界レベルを痛感させられたのは「個」の部分であった。
日本のトップクラスのDFの中澤が、FWギャンに1対1でヤラれ、日本のトップクラスのFWの岡崎や玉田が相手DFをスピードでチギれない。
この「個」の部分はW杯の本大会で、必ず左右する事となる。
(前回大会のオーストラリア戦を思い出して欲しい。)
コンディションが上がり調子が一時的に良くなる事はあるが、基本的な「個」の能力が急激に上がる事はまず無い。
1人1人が「個」の底上げを行うのか、「組織」の力を上げるのか。
少なくともこの遠征ではベスト4への道はまだ見えない。





JUGEMテーマ:日本代表


日本 アウェーでオランダに完敗、親善試合

<2001年のヨーロッパ遠征>

02年日韓W杯の前年、前回大会王者のフランスに5−0の完敗。
しかしすぐにDFの幅を広げ、スペインに善戦した。
(結果はロスタイムに点を決められ、1−0だったが。)

その結果、本大会で日本はファインパフォーマンスを魅せ、決勝Tに進む事が出来た。



<2009年のヨーロッパ遠征>

というワケで、この時期の遠征強化試合と言うのはとても重要なものとなる。
相手はオランダ。FIFAランキング3位。

もちろん勝てるとは思えないが、この試合で代表選手達は何を感じる事が出来るか。



     玉田
 岡崎 中村憲 中村俊
   遠藤 長谷部
長友        内田
   闘莉王 中澤
     川島

     カイト
ロッベン    ファンペルシー
    スナイデル
  メンデス デヨング
ファンブロンクホルスト ファンデルビール
  マタイセン ローフェンス
    フォルム



<互角の前半>

立ち上がりはどちらも譲らない。
ロッベンに対してはセンターバックの闘莉王が。闘莉王が上がった時は右サイドの内田とボランチの2人で挟み込む。
スナイデルに対しても、スペースを与えない&使わせないコンパクトな守備で対応。

しかしオランダの良さを封じ込めるのに必死で、日本が攻撃に回った時に切り替えが遅い、人数が足りない場面が見られた。
それでも前半の半分が終わった時点で、シュート数で日本5本、オランダ0本。
しかしオランダはまだ本気を出しているようには見えない。
その証拠にロッベンが守備に回り、スナイデルより低いポジショニングを取っている場面が多かった。



前半25分、右サイドから素早くクロス、足を伸ばしたDF中澤の横をすり抜け、フリーのファン・ペルシーが左足でシュート!しかしゴール上に外れる。
前半38分、スナイデルがイライラしていたのであろう、両足タックル。イエローカード。
本来ならレッドカードでもおかしくないプレーである。



前半は日本の前からのプレスによって、オランダがボールを前に運べなかった。
組織的な守備は良好。しかしその守備的な戦いから、1点につなげる事が出来るだろうか。



<完敗の後半>

後半0分、玉田→本田
フォルム→フェルトハイゼン
ロッベン→エリア

本田は確かに少し自分勝手なプレーに走る事もある。(あくまで悪く言えば。)
だから岡田監督はここでどれだけ連携・守備が出来るか見たいのであろう。

後半18分、日本が決定機を迎える。
右サイド遠い位置からのFK。中村俊が直接速いボールで狙うが、GKフェルトハイゼンがファインセーブ。
コ−スは良かったが、少し遠かった分、GKが届いてしまった。
こぼれ球を押し込まれないように、CKに逃がす技術もさすがである。
そのCKは日本はチャンスに結び付ける事が出来なかった。

後半19分、メンデス→デ・ゼーウ
カイト→フンテラール

そうこうする内に後半も半分を過ぎる。ここから日本代表の足取りが一様に重い。
これは親善試合なのだから、もう1人2人は交替させるべきじゃないかと思えた。

後半24分、右CKからスナイデルが蹴り、エリアからファン・ペルシーとつなぎ、ハンド気味のトラップから左足でシュート!
これが日本ゴールに突き刺さり、オランダが先制!!ついに均衡が破れた。

ここでようやく、中村憲→興梠、日本は2人目の交替である。
点を決められた後の動きを魅せて欲しかったのだが…。

後半28分、ペナルティーエリア前でボールを受けたスナイデルがDFをワンステップでかわしてシュート。
EURO2008で見たようなゴールを決め、オランダ2点目。スナイデルは前半の鬱憤を晴らす。
後半42分、エリアのロングフィードからフンテラールでオランダ3点目。







1点目を決められた後は、さらに動きが悪くなってしまい、追加点を許す結果となってしまった。
後から考えるとオランダの前半はただの様子見で、日本が善戦したわけでも無いよおうに思えてしまう。
もし前半に1点を決めたとしても、後半には逆転されてしまっていただろう。

この結果を受けて、代表選手達は何を感じ、何を得たのだろうか。
次戦は苦手なアフリカ勢・ガーナ。
身体的に負けているのは事実。
技術的・組織的に勝っているのも事実。
どのように日本は戦い、勝利に近付ける事が出来るだろうか。





JUGEMテーマ:日本代表


日本 オーストラリアに敗れる、W杯予選

<己の弱さを知りて一歩目>

もう認めよう。

オーストラリアは強い。

対等では無く、明らかに格上の国だ。



<様々な誤算>

まず指揮官は中村俊、遠藤、長谷部、本田を帯同させない事を明言。
さらには選手の追加召集をしない事も発表した。

前回、あれだけボールが落ち着かない結果になったにも関わらず、少ないメンバーでプライドを賭けた試合に臨むとは思えない準備である。
また追加召集は「しない」のでは無く、「できない」のではないのか。
指揮官はクラブとサッカー協会との間にを作ってはいないか。
懸念は尽きない。

さらに現地にて緊急事態が発生。
バックスの要、中澤が発熱により3日間練習出来なかった。
これで闘莉王と組むのは、山口か阿部という二者択一を迫られる事となる。

もはや個人の力では確実にオーストラリアに負ける体制である。
しかしここでこそ日本らしいサッカーをしなければ、世界とは戦えない。
世界は目の前の敵よりも、遥かに個人の能力が高い連中なのだから。



<同じ同じ試合展開>

試合展開はやはり危惧していたような展開になった。

ボ ー ル が 落 ち 着 か な い 。

今になって中村俊と遠藤のパイプラインは日本の生命線だと言えよう。

それでも試合を動かしたのは日本の方だった。
前半40分、コーナーキックから闘莉王が豪快に飛び込んで先制!
オーストラリアの無失点予選突破は幻とする事が出来た。

ロスタイム、玉田が直接FKを蹴り枠内に飛ばすが、敵DFがヘディングでクリア。
1点をリードしたまま前半を終える事となった。



後半、やはり同じ展開になった。

ボ ー ル が 落 ち 着 か な い 。

この現象は決定力不足よりも深刻なものだと思っている。
そしてこれをコントロール出来るのは、ピッチ上で熱くなっている選手では無い。
少し離れた位置で見ている指揮官なのだ。

後半23分、松井に代え矢野。
後半40分、橋本に代え興梠。
しかしこの投入では流れを変える事は出来ず、日本は逆転負け。
さらに試合を通して、実力の差を見せつけられる結果となってしまった。



<あと1年で何が出来るのか>

指揮官の目標はW杯ベスト4。
さて、もしこれが達成出来た場合、次のブラジルW杯ではどんな目標になるのだろう。
そして達成出来なかった場合、目標は下方修正されるのか。

しかしどんな結果になろうとも、サッカーを続けている限り、上を見続けなければならないという事だ。
ここに指揮官と選手とクラブとサッカー協会にが出来ているように筆者は思う。
奇しくも日本代表のエース、中村俊輔は某TV番組で「もっと選手は海外に出て、もまれるべきだ。」との発言をしている。
そしてその発言が海外で活躍しているオーストラリアの選手達の事を語っているようで、私はさらに不安になるのである。



<感謝>

それでも我らが日本代表はよくやってくれた。

Bグループでは44年振りに北朝鮮がW杯出場を決め、古豪サウジアラビアがプレーオフに回る結果に。
さらに強豪イランは予選敗退…。改めてこの最終予選が厳しいものかが分かる。



それを乗り越え、W杯に出場した日本代表達に。


本当に、ありがとう。



そして、お疲れさまでした。








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